総入れ歯からインプラントへ|無歯顎の方へのインプラント治療の利点
監修:葉山 揚介 先生(博多はやま歯科/福岡市博多区)
総入れ歯を使っている方の多くが、安定性や噛む力に悩みを抱えています。とくに下の総入れ歯は「動く」「外れやすい」といった声が多く聞かれます。この記事では、総入れ歯の課題と、インプラントによる解決の選択肢を整理します。適否や効果には個人差があり、最終的な判断は歯科医師の診察によります。
総入れ歯の主な課題
- 安定性:とくに下の総入れ歯は動いたり外れたりすることがあり、外食など社会活動を控えてしまう方もいます。
- 噛む力の低下:歯根のような支えがないため噛む力が下がりやすく、食べられるものが限られることがあります。
- 味覚・触感:上の総入れ歯は口蓋を広く覆うため、食感や味わいが損なわれがちです。
- あごの骨(顎堤)の吸収:長期使用で骨が徐々に痩せ、装着感が悪くなり調整が必要になることがあります。
インプラントで期待できるメリット
- 高い安定性:あごの骨に固定されるため、食事や会話のときの動きを気にしにくくなります。
- 噛む力の回復:自然な歯に近い噛み心地を目指せ、食べられるものの幅が広がる場合があります。
- 味覚・食感:口蓋を覆う面積を抑えられ、より自然な食感を楽しみやすくなります。
- 骨吸収の抑制:あごの骨に適度な刺激を与え、骨が痩せるのを抑える面があります。
※効果の現れ方には個人差があります。
無歯顎の方への主な治療オプション
- インプラントオーバーデンチャー:2〜6本のインプラントで総入れ歯を支える方法。安定性・噛む力が向上し、費用は比較的抑えめ。
- All-on-4:4本のインプラントで固定式のブリッジを支える方法。条件により仮歯を早期に装着できる場合があり、とくに下あごで用いられることがあります。
- ジルコニアインプラントブリッジ:6〜8本で支える方法。自然な見た目と機能、高い審美性・耐久性を目指せます。
どの方法が適しているかは、骨の状態・生活スタイル・予算などによって異なります。
まとめ
インプラントは、総入れ歯の悩みを解決し、より快適な生活につながる選択肢の一つです。ただし、すべての方に同じように適するわけではありません。まずは情報を整理し、歯科医師に相談して自分に合う方法を検討しましょう。
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記事監修:葉山 揚介 先生(博多はやま歯科/福岡市博多区)。CT・ガイドシステムを活用したインプラント治療に対応し、痛みや不安に配慮した診療を重視。
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