高校生・大学生の歯列矯正|始めるメリット・費用・支払い方法を解説

「矯正したいけど費用が高くて踏み出せない」「就活前に歯並びを整えたい」「部活や受験と両立できる?」——高校生・大学生からこうした相談が増えています。この記事では、10代〜20代前半が歯列矯正を始めるメリット、費用の目安、支払い方法、学校生活との両立ポイントを整理します。治療の判断は最終的に歯科医師が行いますので、まずは相談から始めましょう。
高校生・大学生が矯正を始めるメリット
骨代謝が活発で歯が動きやすい時期
若い時ほど顎の骨の代謝が活発で、歯を動かしやすい傾向があります。30代・40代に比べて治療がスムーズに進む可能性があります(個人差があります)。また、高校生の時期は永久歯が概ね生え揃いながらも骨格が完成し切っていないため、歯列全体を動かすようなケースにも対応しやすい面があります。
社会に出る前にコンプレックスを解消できる
- 就職活動・面接での第一印象に余裕が生まれる
- 大学生活のうちに治療を終えられる可能性がある
- 歯並びへのコンプレックスが解消され、笑顔に自信を持ちやすくなる
ただし、効果・改善の程度には個人差があります。また、矯正治療で確実に就活や人間関係が有利になるものではありません。
時間的余裕を活かせる
矯正治療の期間は一般に1〜3年程度(症例・装置により異なります)。大学在学中のように比較的スケジュールを調整しやすい時期に開始すると、社会人になる前に治療を完了できる場合があります。
高校生・大学生の歯列矯正 費用の目安
歯列矯正は保険適用外(自費診療)です。以下はデンティストリーセレクションでの費用目安です(医院・症例により異なります)。
| 治療の種類 | 費用の目安 |
|---|---|
| 全体矯正(表側ワイヤー・マウスピース等) | 約60〜130万円 |
| 部分矯正(前歯など一部のみ) | 約10〜50万円 |
※上記はあくまでも目安です。歯並びの状態・装置の種類・医院により大きく異なります。必ずカウンセリング時に総額を確認してください。
料金システム:トータルフィーと都度払いの違い
- トータルフィー制:治療開始時に総額が確定する方式。追加費用が原則発生せず、治療期間が長くなっても費用が変わらないため、予算管理がしやすい。
- 都度払い制:装置代に加え、通院ごとに調整料が発生する方式。治療期間が短い場合はトータルフィーより安くなることもあるが、長引くと総額が増えるリスクがある。
どちらの制度か、事前に歯科医院へ確認することが大切です。
高校生・大学生の支払い方法まとめ
①保護者と費用を相談する(高校生の場合は必須)
18歳未満の高校生は未成年であるため、高額な医療契約・ローン契約を結ぶ際には親権者(父母など)の同意が必要です。事実上、親権者が契約者となるケースが一般的です。2022年4月の成人年齢引き下げにより18歳以上は法律上単独で契約できますが、分割払い・ローンの審査では安定した収入が重視されるため、学生本人だけでは審査が通りにくい場合があります。
②デンタルローン(歯科治療専用ローン)
歯科治療に特化した信販会社・金融機関のローンです。
- 金利の目安:実質年率2.5〜8.0%程度(金融機関・審査結果により異なります)
- 最大分割回数:60〜84回程度まで設定できる場合があり、月々の支払い額を抑えやすい
- 学生本人が申し込む場合は審査が通りにくく、親権者名義での申し込みが現実的
- ローンの金利・手数料部分は医療費控除の対象外となるため注意が必要
③院内分割払い
歯科医院が独自に設ける分割払いプランです。金融機関の審査が不要なケースも多く、金利がかからない場合もあります(医院により異なります)。支払い回数に上限が設けられていることが多いため、総額と回数を事前に確認しましょう。
④クレジットカード分割払い
手続きが簡単ですが、クレジットカードの分割払い金利(一般に10〜15%程度)はデンタルローンより高くなる傾向があります。医院がカード決済に対応しているか、事前に確認が必要です。
医療費控除の活用(保護者が申告できる場合も)
歯列矯正が噛み合わせ改善などの治療目的と認められる場合、一定の条件のもと医療費控除の対象になります。生計を共にする家族の医療費も合算して申告できるため、保護者が確定申告を行う際に含められる場合があります。デンタルローンを利用した場合も、信販会社が立て替えた年の支払い額を医療費として申告できます(金利・手数料は対象外)。ただし、適用の可否は個々の状況により異なりますので、税務署や税理士にご確認ください。
学校生活・受験・就活との両立ポイント
- 受験期:矯正中の痛みのピークは装置装着直後や調整直後の数日程度が一般的です。通院スケジュールを学校行事・試験日程と調整しておくと安心です(個人差があります)。
- 部活・吹奏楽など:管楽器演奏やコンタクトスポーツでは装置の種類によって影響が出る場合があります。事前に歯科医師に相談しましょう。
- 通院頻度:ワイヤー矯正は月1回程度、マウスピース矯正は1〜3か月に1回程度が目安です(医院・症例により異なります)。遠隔で経過確認できる医院もあります。
- 就活前のタイミング:大学1〜2年生から開始すれば、就職活動の時期までに治療が完了している可能性があります。ただし、治療期間は症例によって個人差があります。
高校生・大学生が矯正前に確認したい注意点
- 治療総額(トータルフィーか都度払いか)を必ずカウンセリングで確認する
- ローンの延滞は信用情報機関に記録が残る場合があり、将来の住宅ローン等に影響する可能性があるため、無理のない返済計画を立てる
- 歯並びの状態・症例によっては全体矯正が必要か部分矯正で対応できるかが異なるため、歯科医師の診断を受けることが重要
- 矯正装置の種類(表側・裏側・マウスピース)によって見た目・費用・通院頻度が異なる
- 保険が適用されるのは、顎変形症など特定の疾患に起因する矯正治療など例外的なケースに限られる
よくある質問
高校生でも歯列矯正はできますか?
はい、高校生でも歯列矯正は可能です。永久歯が概ね生え揃っていれば、大人と同様の矯正治療を行えることが多いです。ただし、18歳未満の場合は親権者の同意が必要です。詳細は歯科医師にご確認ください。
大学生が自分でデンタルローンを組むことはできますか?
デンタルローンは「安定した収入があること」が審査の重要な条件となります。アルバイト収入がある場合でも審査が通りにくいケースがあり、親権者名義での申し込みが現実的な場合が多いです。18歳以上であれば法律上は単独で契約できますが、審査通過には収入の安定性が求められます。
矯正治療の費用は医療費控除の対象になりますか?
噛み合わせ改善など治療目的として認められる矯正であれば、医療費控除の対象となる場合があります。生計を共にする保護者の確定申告に含めることができるケースもあります。ただし、適用条件は個々の状況により異なるため、歯科医師や税務署・税理士への確認を推奨します。
受験期や就活中でも矯正を続けられますか?
一般的に矯正中でも学校生活や就職活動は続けられます。装置の調整後は数日程度違和感を感じる場合がありますが(個人差があります)、通院日程を試験・面接日程と調整することで負担を軽減できます。装置の種類(目立ちにくいマウスピース・裏側矯正など)の選択肢もありますので、希望を歯科医師に伝えましょう。
部活(吹奏楽・コンタクトスポーツ)があっても矯正できますか?
管楽器演奏やコンタクトスポーツをされている方でも矯正を行っている方はいます。ただし、装置の種類によっては影響が出る場合があるため、部活の内容や頻度を事前に歯科医師に伝え、装置や治療計画を相談することが大切です。
まとめ
高校生・大学生が歯列矯正を始めることには、骨代謝が活発な時期ならではのメリットがある一方、費用面・ローンの審査・学校生活との調整など確認すべき点もあります。自費診療(保険適用外)のため費用は高額になりますが、デンタルローン・院内分割・医療費控除などを活用することで負担を分散できる場合があります。治療の適否・方針は最終的に歯科医師が判断します。まずは無料相談で、自分の歯並びの状態や治療の選択肢を確認してみましょう。
