歯列矯正・2026.08.19・約7分で読めます

中学生の歯列矯正|始めるメリット・装置の選び方・費用の目安を解説

「永久歯が生え揃ってきたけれど、今から矯正を始めて大丈夫?」「部活や給食への影響が心配…」そんな疑問をお持ちの保護者の方・お子さんへ向けて、この記事では中学生が歯列矯正を始めるタイミング・装置の選び方・費用の目安・学校生活との両立策をわかりやすく解説します。治療開始を迷っている方の参考になれば幸いです。

中学生は歯列矯正に適した時期のひとつ

一般的に12〜13歳頃には永久歯がほぼ生え揃い、大人と同じ矯正装置で治療ができるようになります。さらに、中学生の時期は成長期にあたるため、以下のような特徴があります。

ただし、すべての症例で「早く始めるほど良い」とは限りません。歯並びの状態や骨格・成長の進み具合によって最適な開始時期は異なります。最終的な判断は歯科医師と相談のうえ決定することが大切です。

中学生が選べる矯正装置の種類

中学生で行う矯正は「二期治療(永久歯列期の矯正)」にあたり、大人と同様の装置を使います。主な選択肢は以下のとおりです(いずれも保険適用外の自費診療です)。

① 表側ワイヤー矯正

② 裏側矯正(舌側矯正)

③ マウスピース矯正

費用の目安(保険適用外・自費診療)

中学生の矯正費用は、永久歯列が完成しているため大人と同水準になることがほとんどです。装置の種類・症例の難易度・通院する医院によって幅があります。あくまで目安としてご参照ください(医院・症例により異なります)。

装置の種類 全体矯正の費用目安
表側ワイヤー矯正 約60〜100万円
裏側矯正(舌側矯正) 約100〜130万円
マウスピース矯正 約60〜100万円
部分矯正(前歯のみ等) 約10〜50万円

※上記はあくまで費用の目安です。詳細は歯科医院にてご確認ください。費用は個人差・医院差があります。

治療費に加えて必要になる費用

総額を事前に確認するため、複数の歯科医院で相談・見積もりを取ることをおすすめします。

治療期間の目安

治療期間には個人差があります。歯の動きや成長の状況によって変動することをご了承ください。

学校生活・部活との両立ポイント

「給食がつらい」「部活に影響しないか」は多くの方が心配されるポイントです。事前に対策を知っておくと安心です。

食事・給食について

部活・スポーツについて

見た目・メンタル面への配慮

保護者が事前に確認しておきたいこと

よくある質問

中学生と高校生になってから始めるのでは、どちらが良いですか?

どちらが良いかは歯並びの状態・顎の成長段階・本人の生活スタイルによって異なります。一般的に成長期のうちに始めると歯が動きやすいとされますが、高校生になってから始めても十分に治療できるケースがほとんどです。まずは歯科医師に現状を診てもらい、最適な開始時期を相談することをおすすめします。

マウスピース矯正とワイヤー矯正、中学生にはどちらが向いていますか?

どちらも中学生に使用できます。マウスピース矯正は目立ちにくく食事のストレスが少ない一方、1日20〜22時間の装着が必要で自己管理が求められます。ワイヤー矯正は装着し忘れの心配がなく幅広い症例に対応できますが、食事の際に工夫が必要です。お子さんの性格・生活習慣・症例の複雑さを総合的に判断して歯科医師と選ぶことが大切です。

矯正中、部活(吹奏楽・スポーツ)は続けられますか?

多くの場合、矯正中でも部活は継続できます。ただし、管楽器は慣れるまで演奏感が変わることがあり、コンタクトスポーツではマウスガードの使用を検討する場合があります。装置の種類や部活の内容によって対策が異なりますので、治療前に歯科医師へ具体的に相談してください。

費用が高くて不安です。支払い方法はどのようなものがありますか?

多くの歯科医院では分割払いやデンタルローンを利用できます。また、医療費控除を申請することで、一定の税負担軽減が見込める場合があります(条件は症例・目的によって異なります)。費用・支払い方法は医院によって大きく異なるため、複数の医院で無料相談を活用して比較することをおすすめします。

中学生の矯正は保険が使えますか?

一般的な歯並びの改善を目的とする矯正治療は、保険適用外の自費診療です。ただし、先天性の疾患(口唇口蓋裂など指定された疾患)や顎変形症(外科的矯正が必要なケース)など、一部の症例では保険が適用される場合があります。詳細は歯科医師にご確認ください。

まとめ

中学生の時期は、永久歯が揃い・成長期の特性も活かせる歯列矯正のひとつのベストタイミングです。装置の種類(表側ワイヤー・裏側矯正・マウスピース)によって費用・見た目・学校生活への影響が異なりますので、お子さんの症例・生活スタイル・ご家庭の事情に合わせて歯科医師とじっくり相談することが大切です。

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